9月29日から10月1日にみなとみらいのパシフィコ横浜で催された国際歯科大会に参加させて頂きました!
4年に一度開催されるとても大規模な歯科大会です。会場もとても広かったです。
学んだこと
たくさんの先生方が発表をされていて、多くの学びがありましたが一部ご紹介します。
虫歯予防には一般的に《歯磨きが大切》
こう思っていらっしゃる方は多いと思います。もちろん歯磨きは虫歯予防にも歯周病予防にも大切です。
しかし、1番効果的で強い味方がいます。
それはフッ化物(フッ素)です。
虫歯予防には
①フッ化物
②食生活
③歯磨き
この順で効果的であるとのことでした。
~フッ化物による予防~
歯からリンとカルシウムが溶け出した状態を脱灰といいます。脱灰された歯の表面は唾液により中和されエナメル質が再石灰化され元に戻りますが、奥の層までは元に戻りきらず、リンとカルシウムが溶けだしたスカスカの状態となります。
これを再石灰化(元に戻してくれる)のがフッ化物です。フッ化物にはたくさんの種類があります。歯科医院でフッ化ナトリウムという種類のフッ素を歯に塗布しております。
フッ化物で強くなったエナメル質はフルオロアパタイトと呼ばれ、元々の歯の表面より酸に強いものとなります!
ぜひメインテナンスにプラスフッ素で歯を強化していきましょう!
さくら歯科クリニックDH
村田梨奈